こんばんは。

 

福井です。

 

 

今日は

家庭環境における子供に及ぼす学力の影響について

お話していきたいと思います。

 

 

 

本当にただの統計的な話です。

そうじゃない方ももちろんいるので

ご了承ください。

 

 

最初に、子供の性格や知能というのは

生まれつき決まっているかというとそうではなく

 

50％は遺伝子的に決まっていて

残り50％はその子を取り巻く環境によって決まるのだそうです。

 

 

さすがに、虐待などの常識を逸脱した過程においては

子供への影響は大きいですが

 

子供は学校へ行ったり部活に行ったりするので

家で過ごすだけではありません。

 

 

その子を取り巻く環境が

知能や性格を決める大事な要因にもなるのです。

 

 

 

ですから、

親ができることはというと

いい教育を受けられそうな学校に通わせるとか

いい環境を用意してあげることが一番だとも言えます。

 

子供が何に興味があるのかは最初はわからないので

何か図鑑や絵本などいろいろ調べるのに最適なものを周りにおいたりして

好奇心を掻き立て、興味がることにはお金も惜しまずとことんさせてあげるというのは

とても大事な事になります。

 

 

 

そこで、今日は

こんな実験をご紹介したいと思います。

 

 

経済的に裕福な家庭の子と良い遺伝子を持っている子

どちらが頭がよくなるのか

という実験をした人がいます。

 

まず、ご紹介したいのが

マシュマロテストで追跡を行った実験です。

 

これは、子供が小さいうちに

目の前に1つマシュマロを置いて

15分したらまた帰ってくるからそれまで我慢して食べないでいたら

もう1つマシュマロあげるね。

ということを伝えて、どのくらい我慢していられるかという実験です。

 

 

もちろん、我慢して2個手に入れる子もいれば

我慢できずに食べてしまう子もいるわけです。

 

 

この実験を小さいころにして、

その後の経過を追った結果マシュマロを食べなかった子のほうが

人生を豊かにしたという結果が得られたらしいです。

 

社会に出て出世もして裕福になるということですね。

 

 

しかし、これが最近覆ってしまったというのです。

 

 

それはなぜかというと

もう1回同じような実験をしたら再現できなかったのです。

 

あんまり相関しない結果が得られたというのです。

 

 

 

どうしてかというと、ある条件を加えたところそうなりました。

 

まず、4つのグループに分けます。

 

①    お金持ちだけど遺伝子はよくない

②    お金はないけど遺伝子はよい

③    お金持ちで遺伝子もいい

④    お金はなくて遺伝子もよくない

 

このようにグループ分けして

その後の経過を追ってみました。

 

 

すると、

①    の場合は大学へ進学する率が20％台だったことがこの研究でわかりました。

 

続いて②の場合も同様に20％という結果になったそうです。

 

 

そして③ですが、なんと大学進学率が70％まで跳ね上がったというのです。

 

 

つまりこの実験で何が分かったかというと

いい遺伝子を持っているだけでもダメ、お金持ちなだけでもダメ

 

両方持っているほうが、より子供のためにはなるということが分かりました。

 

 

結構残酷な実験結果だとは思いますが

まああくまで統計なので、そうじゃない人もたくさんいます。

 

 

結構多い人数で実験されているので信頼度は高いですが

学歴の高い大学に行ったのかまではわからなかったので

何とも言えませんが。

 

 

 

じゃあ僕たちにできることは何なのかって考えたら

やはり、子供の好奇心を刺激してあげて

それに惜しみなく投資をしてあげることもそうですし

自制心をつけさせるということも大事になってくるので

 

そのために何をすればいいのか、

それは個人で違うと思うので多種多様ありますが

 

子供は何を見て育つのかというと

それは、「周りの大人」です。

 

親ももちろんですし学校の先生もそうです。

 

 

その僕ら大人たちが子供の手本となれるような

行動に気を付けることが大事になってくると思います。

 

 

自分が正しいと思うことを子供たちに見せて上げられれば

まずはいいのではないかと思います。

Ssss