こんにちは。
福井です。
今日は、作業効率に関することを
話していきたいと思います。
人間の作業効率にかかわりがすごくあるもの、
それはワーキングメモリというものです。
短期記憶をつかさどっているものです。
長期的な記憶ではなく、一時的に脳が覚えておくためのものです。
これはあらゆる場面で使われています。
例えば、36+59のように繰り上げのある足し算になると
ある程度途中で出てくる数字を覚えていないと暗算はできないと思います。
普段の生活では、スマホに電話番号を打ち込むときにある程度電話番号を覚えないと
打ち込めないと思います。
しかしこれらは、計算した後、あるいは電話をかけ終わったときには
どんな数字だったのかなどはきれいさっぱり忘れてしまうと思います。
このように、すぐに忘れてはしまうけどないと困るものが
ワーキングメモリです。
頭のいい人や、仕事が早い人はこのワーキングメモリの容量が
とても多くなっている傾向にあります。
例えるなら、作業するためのスペースと一緒と考えていただいても
いいでしょう。
作業テーブルが2つで作業するのと4つで作業するのでは
4つ使って広く作業できたほうが効率もいいですし作業しやすいですよね。
計算間違いがすごくある、見直せば間違えない問題も連発してしまう。
など、そういうことに当てはまる人はワーキングメモリの容量が
小さいということかもしれません。
では、ワーキングメモリは生まれつき決まっているのかというと
そうではありません。ちゃんと鍛えられます。
今日はそれについても少し簡単に話していこうと思います。
まだ、鍛える方法はありますがこれだけご紹介します・
まず、ポジティブになるとワーキングメモリは増えます。
なぜかというと、面白いと感じる脳の領域と、ワーキングメモリをつかさどると言われている領域は一部同じ場所になっています。
なので、喜んだりしているときは記憶力もいいし作業能力もいいので
ぜひ参考にしてみてください。
逆を言うと、つまんないとか、やらないと終わらない。
のように、ネガティブなことはどんどん忘れていきます。
なので、記憶力の観点からみるとそういうネガティブな感情は記憶に残りません。
なので、勉強をつまらなそうにしていたらそれだけでワーキングメモリは
小さいままで効率の悪い勉強になってしまいます。
なんでもいいので、自分のテンションの上がることをしてから勉強するのは
とても良いことです。
デュアルタスクというのは、同時に2つのことをすることです。
例えば、運動しながら何か単語を思い出すとかちょっと難しいかもしれないですが
これをすることによって、ワーキングメモリは鍛えられます。
何か一つのことを集中してやるというのが普通ですが、遊び感覚で同時に2つのことをやるということを、覚えていたらやるようにしましょう。
マルチタスク(複数のことを同時にやる)というのも、脳に負担がかかりすぎ、ワーキングメモリが崩壊してしまってよくないので、デュアルタスクで押さえておきましょう。
僕のブログでたびたび大自然はいいよということを言ってきたと思いますが、
ワーキングメモリを鍛えるためにも、大自然はいい刺激をします。
ワーキングメモリで一番重要と言っていいかもしれません。
やはり、睡眠は大事です。
睡眠とは少し違いますがマインドフルネスもすごく効果的です。
瞑想などの事を言いますが、一度外部の情報を一切遮断して脳をすっきりさせると
ワーキングメモリも無理なく鍛えられます。
睡眠に関してはすごく効果的な勉強があるのですが
それは、勉強と勉強の間に睡眠を挟むということです。
長時間ぶっ続けで勉強するのもすごくかっこいいと思いがちですが
一度睡眠を挟んだほうが効果は大きくなります。
例えば午前午後とぶっ続けで勉強してから寝ると、
確かに寝ているときに記憶は定着されますが、午前中の記憶は結構忘れてしまう
というデメリットがあります。
ここで、午前と午後の間に睡眠を入れてあげると、午前は午前で睡眠中に
記憶が定着され、午後は午後で記憶が定着されます。
長いものをいっぺんに定着させるのではなく
長いものを分散させて定着させるほうが効果はあるように思います。
学校があるとなかなかできないかもしれないですが、
休校中は気兼ねなくできると思います。
ぜひ試してみてもらいたいですし
その効果を存分に感じてもらえると思います。
Ssss