勉強とは関係ないところでの比較癖について書いていきます。

 

 

 

SNSに関することですが、今の中高生はほぼ全員使っていると思います。

 

結論から言うと、TwitterやInstagramやFacebookなどのSNSを使いすぎると

気分が落ち込みやすくなって幸福度が下がるのではないかと言われています。

 

実際に、SNS有りで１週間過ごした人と無しで１週間過ごした人を比べると

 

SNSを使っていたグループの幸福度（幸福度を測る検査で測定）は、何も変化することはなかったのですが、SNSを使わなかったグループは約１．２倍幸福度が上がったというのです。

 

この原因は何なのかというと

SNSを使わないことにより、リアルの対人関係の満足が上がっているのではないか？

ということが言われています。

 

SNSを使う時間が減った分、家族や友人と話す機会が増えます。

 

そのことが関係しているんじゃないかというのが結果から考えられる要因です。

 

 

そして、そもそも人間誰でも幸せになりたい、楽しくいきたいということは

年齢関係なく思っていると思います。

 

人が幸せになりたいと思ったときによくしてしまうのが

他人との比較です。

 

「あいつは今どんな状況なんだろう」

「自分の置かれている状況はあいつと比べて幸せなのか？」

 

というのを無意識に意識してしまいます。

 

そして、それが最も手軽に確認できるのがSNSです。

 

SNSを使っている人はほぼ毎日アプリを開いてしまうのではないかと思います。

 

そして、そこに広がる世界はいろいろな人のいい面ばかりがアップされたものになります。

 

そういうものに触れる時間が長い人は

幸福度が下がり、メンタル的に落ち込みやすくなったりしてしまいます。

 

 

SNSは、「あの人はすごく楽しそうだなぁ」と思わされるようにできています。

 

実際自分は何も悪いことは起きていないし

鬱になるようなことも何もないけれど

他人と比較してしまうことによって本来落ち込まなくていいところで落ち込んでしまいます。

 

 

SNSは断片的な部分に過ぎないのですが

それがまた気になってしまう原因にもなっています。

 

例えば、どうでもいいような内容の映画やドラマでも

その予告編を見ると少しは気になってしまうと思います。

 

この心理状態とよく似ており

映画の予告編を見ている状態がずっと続いていくのがSNSです。

 

 

ちなみに、ネットに触れる時間が長いと

心理的に落ち込みやすくなり幸福度が下がるのかというとそうでもなく、

 

こういった比較ができてしまうSNSを使っているときは幸福度が下がり

 

普通のネットサーフィンでは心理的に影響は見られません。

 

 

ネットが悪いのではなく比較することが悪なのです。

 

なので、LINEなどの連絡を取るだけの手段で使うアプリなら問題はないと思います。

 

しかし、LINEもタイムラインなど見ることができますので

そういうのは極力見ないほうがいいのではないでしょうか。

 

テストの点数を他人と比較して

「悔しい！」と思いその負けず嫌いさがモチベーションとなり

頑張れるということはあるので、一概に比較することが悪いとは言わないですが

SNSを見る頻度を減らすだけでも、時間の有効活用ができ

気持ちも落ち込まずに済むのでとてもオススメだと思います。

Ssss