2020年はコロナ騒動で働き方や勉強の仕方が大きく変わりました。
マスクを買いあさったりトイレットペーパーやティッシュが一時期手に入らなかったりしました。
しかし、マスクを買い溜めることよりももっと大事なことがあります。
それは、手を洗うことです。
もともと私は、そんなに念入りに手を洗うほうではなかったですが
今回のコロナ騒動で、少しでも外へ出たら絶対にせっけんを付けて手を洗うようにしています。人間の習慣をここまで変えてしまうコロナは本当にすごいと思います。
子供たちは30秒くらいかけて手を洗っているでしょうか?
洗っていないのであれば少し意識して洗うほうが良いです。
ドアノブやつり革など、人が触ったところに触ると菌が付着して
そこから感染していきます。
しかし、手洗いをちゃんと行うだけで感染のリスクは大幅に減ります。
今日は2つの洗い方についてご紹介していきます。
CDC方式とWHO方式です。
CDCとは、アメリカ疾病予防センターの略で
WHOは皆様ご存じの世界保健機関の略です。
① 手の甲を洗う
② 指の間を洗う
③ 手のひらを洗う
という順番で洗います。
これは、30秒かけて洗うのが理想です。
① 手のひらを洗う
② 指の間を洗う
③ 手の甲を洗う
④ 指の甲の部分を洗う
⑤ 親指の周りを洗う
⑥ 手のひらの周囲を洗う
という順番で洗います。
これは、45秒かけて洗うのが理想です。
実際にこの2つの洗い方で手についているバクテリアの数を調べたところ
CDC方式だと約6%のバクテリアを減少させ
WHO方式だと、なんと21%のバクテリアを減らすことができるのです。
したがって、より感染を防ぐのであればWHO方式を45秒かけて洗うのがオススメになります。
しかし、CDC方式も調べてみると主要な重度の感染力のあるバクテリアやウイルスは減少することができるため効果がないわけではないです。
そして、本当に言いたいのはほとんどの人はCDC方式すらできていないということです。子どもなんかは特に30秒以内で手洗いを済ましてしまう人が多いのです。
最低限、CDC方式を取り入れて手洗いをすることが重要なのです。
しかし、医療従事者の人でも3割近くの人はちゃんと手を洗えていないというデータも出ています。医療のプロたちでさえも手洗いを意識できていないのであれば、一般人はもっと意識できていないはずです。
コロナの第2波が来ないように、又は来てもそこまで感染が広がらないようにするために今一度、自分の手洗いの仕方を見直して改善していくべきではないかと思います。
Ssss