大半の途中入塾者は数学と英語の基礎基本がすっぽりと抜けている。

すっぽり抜けているから、先生の授業を聞いてもまるで呪文かのように思ってしまう。

一番最初なんて本当に簡単だから、そんなことないだろうと思っている人もいるかもしれないが、本当にそういう子はいる。

そして、身に付けるまで時間がかかる。

いくら簡単とはいっても、パターンもいくつかあり、それなりに覚えないといけないことはある。

そのすべてを一気に教えられても、どう使い分けていいのかわからないのだ。

だから時間がかかる。

が、しかしやらないわけにはいかないのだ。

今日も、最近入ってきた子たちは基礎つくりの問題に追われる。

とことんがむしゃらになってくれ。

存分に勉強できる環境は提供するから、自ら進んでやっていってほしい。

結局、自分で身に付けようとしなければ勉強なんて意味ないのだから。