本日、鷹来中学のテスト前なので朝10時から塾を解放。
夜は10時30分までみっちりやっている。
今回は範囲が広いから大変だとは思う。
思うが、それはみな同じ。
同じ条件でテストを受ける。
だから、ある意味平等だから、使える時間すべて使って
全力で頑張ろうよ。
今回の頑張りは、次につながるはずだからね。
今は苦しいかもしれないけど、この積み重ねが功を奏するときが来るから
それ信じて頑張ろう。
そして、そんな今日、
10時から22時30分までの勉強の合間に、小学生の新規面談をしました。
小学3年生。
この子、今までのことは一味違った。
その理由はのちにわかることになる・・・
小学3年生から塾を探すということは、
それほど子供に対する考えがすごく真剣で
教育熱心なご家庭なのかなと思っていたら、本当にその通りだった。
このコロナの休校中にも、勉強を遅らせまいと
子供に寄り添い、いろいろ教材を買って取り組んでいたらしい。
すごいよね。
たとえ一人でも、大変なんだよ、教えるのって
なかなかできることじゃない。
継続し続けるというお手本を、親が見せなければ
子供はそうならない。
やっぱり、口だけじゃダメなのだ。
「塾に入ってからも、塾以外でも勉強しなきゃダメだよ」
というセリフも聞けて、ホッとした。
塾に丸投げだけでは、絶対に成績は上がらないからだ。
そして、家での勉強の様子やふくい塾の進め方などを話していき
このワークを進めていきますなどの説明も一通り話した。
では、また体験の日お待ちしておりますという感じで面談終了する直前に
その子が
「この問題わかるよ~」
と、説明の時に開いていたページの問題を食い入るように見て
解きだしたのである。
しかも、合っている。
一瞬、僕の中の時が止まった。
だいたい、面談で「毎日通ってください」というと子供は
「うへ~」
という顔をして、下を向いたりだんまり決め込んだりしてしまう子が大半だったが
この子はそれどころか、解いてと言ってもいないのに
問題を解きだした。
この違いに、びっくりした。
なんて積極的な姿勢なんだ!
しかもあっている!すごい!
何がすごいって、解いていたのは小4の問題なのである。
小3が小4の問題を解いたのだ。
確かに、小3の知識でできないことはない問題ではあったが
解いたのは1,2問ではなく、その開いていたページの問題すべて解いてしまったのだ。
1問づつ、あ、これわかる、これもわかる・・・
的な感じで夢中で解いていったのだ。
すごい、単純にそう思った。
勉強へのその姿勢、その積極性、
誰に言われるでもなく、やってしまう。
その武器さえあれば、これから戦っていけるよ。
こんなにガツガツ来られると、こちらもうれしくなってしまうね。
これからのふくい塾がますます楽しみだと思った。
子供のうちに関わる大人は
親、学校の先生、習い事の先生
これくらいしかかかわりはないと思う。
数少ない大人とのかかわりは、子供にとってすごく大事なものの一つになることは間違いない。
改めて、いろいろな大事なことを思わせてくれる1日でした。
Ssss