国語が苦手な子ってたくさんいますよね。
しかも、どう勉強していいかわからないし
がんばっても上がりづらかったり、大変ですよね。
なんで日本語で書いてあるのに、
本文に答えが書いてあるのにわからないんだろうと思う人は多いと思います。
国語が苦手な子に共通すること
僕なりに考えてみたのですが、
やっぱり、語彙力
この知識量がまず関係していると僕は思っています。
文章題ができない子は、語彙力が圧倒的に少ないことが多いです。
意味が分からない単語があるということは、書かれていないのと一緒です。
読んでいる文章がところどころ虫食いがあったらどうでしょうか?
全く何が書いてあるか読めないですよね?(笑)
語彙力がない子はこの状態です。
意味が分からないから
読んでる途中で寝ちゃうかもだし、つまらないと感じるんだと思います。
虫食いだらけで読むことができなければ
考えることができないんです。
考える材料を子供に与えてあげないと
本文がわかっていないのに問題の解説をしても訳が分からなくなるのは当然ですね。
そんな中、題名にもあるように
本文解説は楽しいと思える今日この頃です。
小中学校で使われる評論や物語は結構おもしろいと思うんですよね。
「えっそうなのしらなかったわ~」
みたいなことがかなりあります。
そして、文章を読んでもわからないといって質問紙にくる子に
問題の解説ではなくて、本文の解説をいつもしています。
本文の内容がわかれば、問題もわかるようになると信じているので
問題解説からは始めません。
そして、1文1文、どう意味なのか、分からない単語はあるのかなど謎解きをしながら読み進めていきます。
すると、本文の内容にだんだん興味が湧いてくるのか、表情が変わってくるんですよね。
眠そうな顔も、いつしか目を見開いて本文解説を聞くようになるのです。
本文解説は楽しいと言いましたが
厳密には生徒の表情がだんだん変わっていくのを見るのがおもしろいのです。(笑)
それで、問題をもう一度解かせると結構正解するようになるんですよね。
不思議な感じがしますけど、そんなことないんですよね。
問題で聞かれていることは、ほぼほぼ当たり前の質問ばかりだと気付くのです。
こんなに簡単なこと問題にされていたのか!
と、感じてくれれば文を読むことに抵抗もなくなってくるんじゃないかと思います。
Ssss