勉強するのに、才能は関係ないと思っている。
才能とは何なのか。
東大に入れた家庭の子を見て
多くの人は、「才能があったから入れた」
「遺伝でしょ?」
など、結果にフォーカスして物事を判断してしまう人が多いと思う。
もちろん、その要素も関係していないとは思わない。
しかし、元からの才能だけで成功できるとも考えにくいよね。
東大に合格した子の中には
周りから絶対に無理だと言われた子もいるのではないかな。
その逆で、あの子ならいけるだろうと思われていた子が落ちてしまうことも絶対にあると思うんだよね。
結果だけを見て、才能があるかどうかを判断するのは違うかな。
それだと、これから大きな目標に向かって頑張っていく子たちの可能性をそぎ落としていくことにしかならないのではないか?
そんなことはしたくない。
まずは、信じてあげる事。
肯定してあげることが大事。
勉強に才能なんてない。
才能があると思い込んでいるだけ。
結果を見て、最初からそういう子なんだと思ってしまっているだけなんじゃないかな。
どんな子であれ、東大に合格するために必死に勉強しているはず。
誰でもできる努力を、だれよりも継続しただけなんだよ。
結果ばかり見すぎていると、それはそれでよくない。
例えば、数学のテストで普段は40点くらいしか取れていない子が、100点をとることを目標に勉強したとする。
必死に頑張って、いざテストを受けて帰ってきた点数が70点だったとする。
さぁ、この結果を見てどう思うかで、今後の伸びに大きな影響を与えることになるんだ。
結果だけを見て、結局100点にいけなくて
「やっぱり僕はやってもダメだ」
「がんばっても意味がないじゃないか」
と、ネガティブに考えたら今後の伸びしろはほぼない。
結果に左右されすぎて、モチベーションがガタ落ちしてしまう。
自分の限界を勝手に作ってしまっては、そりゃ伸びないよねとなる。
ここで、周りからも
「全然だめじゃない!普段から勉強しないからよ!」
という声掛けしかされなければ、やっぱり結果がすべてなんだなと思ってしまう。
結果は大事なのはわかるが
もっと大事なのは途中で嫌になって諦めてしまわないことである。
極端に結果だけにこだわりすぎるのは、諦める確率を上げることになるし、
そんな状況を打破しようともっと頑張れる強い人間になれればいいが
それはある種、高リスクなギャンブルをやっているようなものなのだ。
ここで、前回のテストよりは格段に伸びていることに注目している子は
このあとの伸びしろは格段に大きくなる。
限界を作らずに能力を伸ばしていきたいなら、いいところにフォーカスしていった方がモチベーションは保てるのだ。
「やれば伸びるんだ!この調子なら100点にもっと近づけるぞ!」
と、思えるかが非常に重要だ。
40点から70点になった。
この30点上がったことは無意味だったのだろうか?
いや、違う。
確実にその子の努力の成果が出ていることを表しているよね。
いいところにフォーカスしていっても、たまにはいいんじゃないかな。
それが、才能とやらを開花させるキッカケになるかもしれないんだからね。
Ssss