面談をしていると
「家では全く勉強しない」
「勉強しているんだかしていないんだかわからない」
「部屋をのぞくといつも休憩中・・・」
なんてご家庭が結構います。
リビングなどで親の目の届くところで勉強させても
少し集中していなかったり全く問題を解かなかったりすると
すごくイライラしてしまうと思います。
そのたびに叱って、叱られるたびに子供のモチベーションが下がってさらにやる気が
なくなるという悪循環に陥ってしまいます。
そう、家では集中できない人は大半なんですよね。
私の塾では、通い放題なので家で集中できない人にとっては
うってつけの塾になっているのですが、、、
そもそもなぜ自宅で勉強できなくなるのかということを書いていこうと思います。
誘惑とは何ぞや、というところから話していこうと思います。
例えば、大好物の食べ物が目の前に置かれたときに
それを食べないでいられるかどうかということです。
ある実験で、大好きな食べ物を目の前において食べないでいられるかどうかの実験をしたところ、食べてしまう確率は50%ほどだったそうです。
人間はどれくらい誘惑に強いのかの実験は複数行われているようですが
だいたい50%くらいだそうです。
したがって、誘惑にあらがうという行為は50%失敗するので
とても非効率だといえます。
大事なのは、誘惑になるものを視界から消すという作業が必要です。
だから、塾に行ったり図書館に行くと漫画やテレビがないので
誘惑にあらがう以前に、誘惑に耐えるという行為をしなくてよくなるので家よりも集中できるといえます。
しかし、スマホだとどこでも持ち運びできてしまいます。
実は、時間を設定してスマホを使えなくする装置があるので
自宅学習するのであればそういう装置も使って勉強するとよいでしょう。
「タイムロッキングコンテナ」
という、Amazonとかで売っているのでぜひ買ってみて子供のスマホをぶち込んでみましょう。
土日、あるいは夏休みなどの長期休み、それかもう終わってしまいましたが
コロナでの学校休耕期間、
学校という制限がなくなった時、めちゃくちゃ勉強できる!
と思っていても気づいたら夕方で
「あ~、結局今日も1日何もしなかったな」
となってしまう時があると思います。
こういうように、休みの時などは時間が無限に感じてしまうと思うのですが
人は時間が無限にあると感じたときに、無駄なことを多くしてしまいがちです。
宿題なんかも、提出期限が2週間あと、とかになるとだらだら進めてしまいがちですが
提出期限明日!とかになると
同じ量なのに1日で終わらしてしまうということがあると思います。
時間の制約がないと、だらだらしてしまって先に進まなくなってしまいます。
家で勉強しようとするとき、なにかルーティンを決めていますか?
勉強をするときはこれをするってものがないと
スイッチが入らないことが多いです。
朝起きたら運動をしてそれから勉強するなどです。
塾へ行って勉強できる理由はこれもあります。
朝起きて、自転車に乗ってタイムカードをきって机に座って一息つく。
これがもう、勉強する前のルーティンになり自然にスイッチが入るのです。
大切なのは、スイッチをオンにすることと
スイッチをオフにすることを決めておくことです。
Ssss