土曜日の話
三年生はいったんご飯のために帰宅し、僕だけが塾にいるときにコンコンとノックをする音が聞こえた。
この時、扉に鍵をかけていたからノックしたのだ。
だれだろうと思いカギを開けると、このブログで何回か登場しているスーパー小学生だった。
平日は毎日来ているが土曜日は来たことがなかったので一応確認のために聞いてみた。
僕「あれ?今日は土曜日だけどどうしたの?」
小「まぁ、プールも終わって時間があったので空いてるかなと思ってきました。」
だとさ、、
まったく、、、
本当に驚かされてばかりだよ、君には・・・(笑)
塾をやっていれば、やる気のある子もいればやる気のない子もいるのはわかっている。
だが、こんなに自分から勉強してくれる子がいるという事実は本当にうれしいと思う。
そりゃ、全国探せばこの子以上に勉強を頑張っている子はたくさんいると思が、それにしても本当にすごいと思う。
そりゃ勉強してほしいけど、僕からもっと勉強しろとか言っているわけではない。
毎日勉強することがあたりまえだということを、子供や保護者達に刷り込んでいかなければいけない。
新規の親子に対して、僕がどのくらい勉強する必要があるのか説明すると「そんなに勉強するんですか!?」って驚かれることが多い。
その予想を超える量の多さが、信じられないのだろう。
しかし、いるんだよね。
実際に毎日勉強して信じられないと思われている量をこなす子が。
それも、小4で。
この子は頭がいいからこんなに頑張れるんだと思っている人も、それは違うんだということをわかってほしい。
生まれたときから特別で、才能があって地頭がいいからそんなにできるわけではない。
この子は塾に入る前から、親子で頑張ってきたんだ。
人よりも量をこなしてきたから、今があるんだ。
いい?何を伝えたいかって、この子がすごいってことじゃなくて
勉強できるようにするには、それだけ時間を割いて勉強していく
これだけなんだよ、本当に。
特別な才能なんか必要ないんだよ。
ただひたすらやればいいんだ。
そして、この子から感じ取れるものはそれだけではない。
なんというか、苦痛に感じていないというのが正しいのかな。
淡々とこなしていくんだよ。
それが普通、当たり前じゃん?ってかんじで。
完全に習慣化しているんだと思うよ。
毎日ご飯を食べて、体を洗って歯を磨いて、、、
というようなものと同じ感じ。
毎日やるのがあたりまえ、やらないと気持ち悪い!
という感じ。
本当に強いのは、こういう子だと思うよ。
将来、中学にあがって、定期テストを受けて点数や順位をみて落ち込んだり喜んだりすると思う。
どれだけ喜んでも悲しんでも、習慣化している子は変わらず毎日勉強し続ける。
習慣ってまじで最強なんだ。
昨日食べ過ぎたから、今日は食事しない!
とか
昨日歯磨きがんばったから今日はしなくていいかな~!
なんて、思わないよね?(笑)
前日がどうであれ、するよね。
それと一緒。
結局、毎日積み上げられる人が勝つんだよね。
Ssss