地頭とは何でしょうか?
国語辞典には
「大学などでの教育で与えられたのでない、
その人本来の頭のよさ。
一般に知識の多寡でなく、
論理的思考力やコミュニケーション能力などをいう。」
と書いてあります。
簡単に言うと、
その人本来の頭の良さ、
回転の速さ
柔軟性も高く
コミュニケーション能力も高いことを指すと思ってください。
結論から言えば、できます。
しかし、それをするための環境だったり
毎日の習慣が必要になります。
どのように鍛え上げていくのか。
そのツールとして、音読を行います。
誰もが小学生の時に宿題で出されてやった記憶があると思います。
そうです、それです。
ただ、目の前にある文字を声に出して読むのです。
それだけで地頭が鍛えられるの?
そうですね、鍛えられます。
というか、地頭力を担うのが脳で言うところの
前頭葉になるのですが
この前頭葉を鍛えるには音読が効果的なのです。
前頭葉は、思考力や判断力を司ります。
音読を細かく見ていくと
文章を読み取るインプット
↓
頭で理解するための情報処理
↓
声に出すアウトプット
この三段階に分かれています。
真剣に音読を行うと
このようなことをしなければならないので
頭をフル回転させないとできないのです。
前頭葉がこれにより鍛えられます。
言葉を理解する能力も、言葉を声に出して発する能力も
前頭葉で行われています。
音読をするだけでこれだけの効果が期待できます。
もちろん、個人差はあるかもしれないですが
今よりも成長した自分になれることは間違いないです。
音読をして損することはないです。
いい部分しかありません。
そして、最大の効果を発揮するには
これを徹底することです。
まず、毎日やることが非常に大事です。
習慣化してしまえば、
かなりの効果が期待できます。
そして、だらだら読んでいてもだめです。
何事もそうですが
ただ意味もなくやるのは非常にもったいないですし
何より続くわけがありません。
時間もはかったりして
毎日の変化を感じましょう。
学校の教科書などを1週間同じところを読んでいけば
テスト対策としても有効です。
小学2年生であれば、九九を音読として行い
一週間言い続ければ自然と覚えてしまえます。
それと、人に教えるように音読をすると
もっと身に付きます。
お笑い芸人の宇治原って人や
オリエンタルラジオの中田敦彦さんも
部屋で「一人授業」をしていたそうです。
自分が先生になったつもりで
授業をしていくのです。
これって、今思えば音読ですよね?
机に向かってカリカリ問題を解くだけでなく
声に出してアウトプットすることにより
記憶定着するとわかっていたのです。
さすがあっちゃんですね。
それと、教えるのって
自分が理解していないと教えられないじゃないですか?
しかも、教えるということは
相手がわかるように説明しないといけません。
自分でその内容を理解し
自分の中にある別の言葉に変換したり
例を出したりして
相手にわかりやすく説明する。
これってなかなかハイレベルなことですよね?(笑)
ただ、これができるようになれば
かなり理解していることになるし
印象もつくので自然と覚えられるのです。
Ssss